2010年5月26日

6/19 フジテレビキッズカフェ”ママトコ”出演のお知らせ

バレエボランティアメンバーが、フジテレビキッズカフェ”ママトコ”でイベントに出演します。ご都合がつきましたら、ぜひ、お越しください。



イベント名 :「はじめてのバレエ観劇」
日時   : 6月19日(日)(1) 12:30~ (2) 14:30~ (2回)
場所   : フジテレビキッズカフェ ママトコ
        アクアシティお台場6階

内容   : バレエボランティアによるバレリーナの踊り&触れ合いステージ
        (アダジオ&バリエーションなど)
        親子ではじめてのバレエ体験ができます。


イベント案内ページ

2010年5月15日

ひまわりホーム(大田区)

5月15日(土)大田区千鳥にあるひまわりホームさんでボランティア公演を実施しました。

天気も良く、たくさんの入居者の皆様が、たくさん会場からあふれんばかりにお集まりいただきました。ボランティア公演があるということで、ご家族の方も観に来てくださっていて、我々の公演も一つのきっかけとして、ご家族との団らんの時間を過ごしていただけたら、我々もハッピーになります。

今回の演目は以下の通りです。
1.スペイン
2.中国
3.トレパック
4.葦笛
5.キューピッド
6.川の流れのように
7.ドールズファンタジー

観客の皆様の中にも、以前バレエをご覧になったことがある方々もいらっしゃって、「きれいね~」とか「上手!」とか(観客の皆様のお声は、踊っているダンサーにはよく聞こえます)、嬉しい声も聞こえました。

今回は衣装を幾つか新調しました。中国、川は新規購入した衣装です。葦笛は古い衣装を安く譲っていただいたのですが、ボランティア初登場で、ダンサーが次は葦笛を着たい!という動機が高まるほど、かわいい衣装です。

衣装が美しいというのはとても重要と前回の5月2日(日)@世田谷のときに書きましたが、ダンサーの気分もあがるし、観客の皆様の反応も良くなる気がします。

やはり皆様の反応が良かったのが、「川の流れのように」です。馴染みのある旋律が流れると、体が動いて表情も緩みます。新衣装は白のロングチュチュです。シェネで回ると空気を含んでふんわり広がます。

ドールズファンタジーのマジシャンのマジック道具も新調しました。マジックについても、皆さんの反応が良かったです。

次回は6月13日(日)です。練習10回より、1回の舞台の方がダンサーを成長させると聞いたことがあります。私たちもこの公演でまた一つ学ばせていただけたと思います。

ひまわりホームの皆様どうもありがとうございました。

2010年5月9日

バレエボランティア紹介イベント報告

5月8日(土)@はすぬま「バレエボランティア紹介イベント」を実施しました。総勢10名が集まりました。参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。

1.バーレッスン
2.参加者自己紹介タイム
3.バレエボランティア活動の紹介
4.公演の模様のビデオ鑑賞
5.公演作品を実際に踊ってみよう

実はこういった「バレエボランティア紹介イベント」を行うのは3回目です。世界中どこへ行っても行うバーレッスンをして体を慣らし、最後には公演作品を参加者に実際に踊っていただきます。これまでの紹介イベントでは、1回目は「トレパック」、2回目は「祭」、3回目は「川の流れのように」を踊っていただきました。

今回は「川」を踊っていただいたのですが、典型的なアカデミック・バレエ教育を受けてきたものにとっては衝撃的な作品でした。動きはクラッシックバレエの基礎に忠実なのですが、曲が美空ひばりさんの「川の流れのように」なのです。

これが陳腐でもなく稚拙でもなく、優雅で美しく、舞踊手によっては、人生の喜び悲しみを訴えかけ、踊りながら涙が出てきてしまうような美しい振りなのです。我々のメインターゲット?である施設の入居者の皆様も耳馴染みのある曲なこともあり、殊の外喜んでくれる作品です。メッセージ性の強さは、振付家の真骨頂を余すことなく発揮していると思います(この作品大好きで誉めすぎたかな?)。

さてイベントを行って参加者の皆様から受ける典型的な質問は以下の通りです。
Q1.「バレエボランティア」って何をするの?
Q2.出演にお金はかかるの?
Q3.舞台メイクはするの?
Q4.衣装はどうするの?
Q5.トゥシューズは履くの?
Q6.どういった人達が集まっているの?

答えを知りたい方は、次のイベント6月5日(土)@はすぬま13:00に参加していただければおわかりいただけると思います。ちなみに、Q2の費用のことだけ先に回答すると、ボランティア公演は出演1回につき1000円の参加費をいただいています。皆さまから預かったお金は、リハーサル場所代、衣装クリーニング代、新規衣装の製作費用などに当てております。

それではバレエボランティアの活動になんとなく興味を持ってくださっている方は是非次回の紹介イベントでお会いしましょう。フォームから登録をどうぞよろしくお願いいたします。

5月2日(日) ベストライフ世田谷様

5月2日(日)にベストライフ世田谷様の開設5周年記念に呼んで頂き、バレエボランティアの公演を行いました。

私たちバレエボランティアの活動は1994年から始められていますが、2005年頃から現メンバーが集まり活動を活性化させていますので、私たちも5周年な感じです。

今回はアツミバレエアートの子供達と共演しました。アツミ先生は調布でお教室を開いていらっしゃる先生で、これまでも子供達による老人福祉施設等でのボランティア公演活動をなさっています。

子供達の公演は実はとても大変で、子供一人舞台に上げるのに、まず親が送り迎えする必要があり、子供達を動かすのには複数のアシスタントが付いていないととても難しいです。つまり、10人の子供を舞台に乗せるために、10人の親、数名のアシスタントが必要です。子供の人数の約1.5倍の人手が必要なのです。ね、大変でしょう。

でもアツミ先生のところでは、子供20人に親御さんが4人しかいませんでした。それも運転手・衣装係・メイク係と役割分担されていて、動きに無駄がありません。また、子供達は大きい子が必ず小さい子の面倒を見ています。踊りや振りの指導から衣装や髪飾りの付け方まで、先生に聞かずに自分達でやろうと一生懸命です。

しかも子供達が礼儀正しい!挨拶の声も大きく躾もとても行き届いています。ベストライフ世田谷さんからご褒美にお菓子を頂いたのですが(ありがとうございました!)、誰も手を付けません。食べると食べこぼして施設を汚してしまうから、戻ってから食べると言うのです。

バレエの実力はもちろん素晴らしいのですが、それ以上に先生や親御さん達が子供達を立派に育てようとしている姿勢に感動してしまいました。

感動のあまり話が長くなっていますが、今回の演目は以下の通り。
1.スキップ
2.キューピットのバリエーション
3.リゼットのバリエーション
4.フロリナ王女のバリエーション
5.パリの炎のバリエーション
6.川の流れのように
7.ジゼルよりペザントのバリエーション
8.眠れる森の美女よりローズのバリエーション
9.眠れる森の美女よりオーロラ姫のバリエーション
10.ドンキホーテよりキトリのバリエーション
11.海賊よりバリエーション
12.バレエに挑戦
13.眠れる森の美女より6つの妖精
14.祭

コンクールさながらですよね。しかもみんなとても上手でレベルが高い!見てくださった入居者の皆様も感嘆されていました。

我々が出演したのは、6.の川の流れのようにと14.の祭です。

今回大活躍してくださったのは、12.のバレエに挑戦に出演してくれた、施設の若手職員の方々。男性5名、女性1名の方々がバレエの動きにチャレンジしました。

バレエは声を発することがないので、ジェスチャーでお話を進行していくのですが、一種の手話のようなものに「マイム」というのがあります。

「私は」は自分の胸を手で触ります。「あなたを」は手を相手に差し出します。「愛しています」は左の胸の辺りを両手で押さえます。

こういった「マイム」を男性陣に挑戦してもらい、マイムが一番良かった男性を、女性職員の方に選んで頂きました。

初の試みでしたが、皆さんとても上手に挑戦してくださいました。きっと今頃ベストライフ世田谷さんでは「マイム」で会話が交わされていると信じています。

今日は筆が饒舌で困るのですが、今回は、やはりバレエは、舞台装置、音楽、衣装、メイク、照明があっての芸術なのだなぁと再認識しました。アツミ先生のところの衣装はとても美しく、見るだけでも目の保養になるくらい、衣装が豪華!

我々ももっと良い衣装を作って見てくれる皆様を喜ばせないといけないなぁと思いました。作るのもお金がかかるし、作れば管理するのも大変なのですが、見てくれる皆様の笑顔のためにもっと努力したいなぁと改めて感じました。

楽しかったですね。ベストライフ世田谷様、アツミバレエアートの皆様、どうもありがとうございました。

次回は5月15日(土)@大田区です。また施設や入居者の皆様からパワーを頂きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

アツミバレエアート